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キムヨナ、貫禄の実力でSP首位発進【ソチ速報】2014

キムヨナ選手。
予想通りすぎるほど貫禄の実力でSP首位発進しました。

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キムヨナらしい流れるような優雅な滑走

2010年のバンクーバー五輪
世界最高得点(76.12点)保持者でもあるキムヨナ。
あれから4年後の今年2014年のソチではそこまで行かなかったにしろ、
今期SPで世界最高得点(74.92点)を出すところがさすがです。

やっぱり大舞台に強いんでしょうね。

実力通りに行かないのが五輪の怖さ

2位、3位とは僅差となる全員74点台という高次元の競技になりました。
2位は74.64点でロシアのアデリナ・ソトニコワ選手。
3位にはイタリアのカロリナ・コストナー選手が74.12点。

鈴木明子選手は序盤のコンビネーションジャンプに失敗するも
その後にチカラでコンビネーションジャンプをねじ込み、
かろうじて60.97点で8位を堅持しました。

残念ながら他の日本選手たちは普段通りの実力を出し切れず、
浅田真央選手は女子選手唯一の大技トリプルアクセルでまさかの転倒。
その後のコンビネーションジャンプも失敗してしまい55.51点で16位。
オリンピック初出場の村上佳菜子選手は後半のトリプルフリップ
シングルになってしまい得点を伸ばせず55.60点で15位でした。

技術の実力だけでは足りない。心の実力を

「ちょっと夢を見てるような気分です」
滑走後に語ったキムヨナ選手の感想にも、謙虚かつ実力が
かいま見えたような気がします。

【編集後記】

元日本フィギュアスケートのエース、
安藤美姫も自身のTwitter
キムヨナを絶賛してるほどでした。

昨年末、浅田真央選手について聞かれた、
キムヨナ選手のコメントがとても印象的でした。

記者)
「お互い同い年の23歳で、ソチオリンピックを最後に
 現役引退を表明していますが、
 浅田真央選手へどういう思いがありますか?」

キムヨナ)
「ジュニアの頃から今まで一緒にやってきてるので、
 いつも比較されていたから
 当然ライバル意識はあります。

 正直お互い避けたい存在ですが、
 刺激を与え合う関係だったと思います。
 浅田選手がいなかったら
 私はここまで来られなかったと思います。

 浅田選手の今シーズンプログラムを見ましたが、
 ソチオリンピックは彼女にとって大変重要ですし、
 そのためにたくさん頑張って準備してきたんだと思います。」


今回のソチオリンピックへの思いに対しキムヨナ選手は、
バンクーバーで金メダルの夢を叶えてるから、ソチへの気負いはない」
と語っていた通り、
トリプルアクセルで転倒してしまった浅田真央選手と対照的に、
今回のSPを余裕ある気持ちで滑った差かも知れない。