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イ・ビョンホン「光海、王になった男」映画

イ・ビョンホン「光海、王になった男」映画を紹介。

イ・ビョンホンの新作「光海、王になった男」で、
自身初の時代劇に臨んだ。

映画「光海、王になった男」で、俳優イ・ビョンホン
一人二役にも挑戦。
韓流の映画俳優として、類まれなる演技を見せた。

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イ・ビョンホンは、すでに映画「G.I.ジョー」でハリウッド進出を果たし、
肉体美だけでなく、その演技力を高く評価されている。

来年3月公開予定の次回作「G.I.ジョー バック2リベンジ」にも
堂々主演クラスとして出演する。

また、「RED2/レッド2」にも相次いで出演し、
ワールドスターとしての位置づけを固めているイ・ビョンホンにとって
本作品「光海、王になった男」は、
冒険とも言える選択だった。

なぜ、慣れない時代劇の上に、大変な一人二役を選んだのだろう。
俳優イ・ビョンホンのこれまでの活動を見れば、答えはすぐに見つかる。

彼はトップスターになった後も地道に作品づくりのために、
商業映画だけにこだわらなかった。
興行的にけして成功したと言えない数々の映画に出演している。

バンジージャンプする」
美しい夜、残酷な朝
純愛中毒
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
「悪魔を見た」等、作品性を見て快く出演した秀作も多い。

「悪魔を見た」では、
サイコパスの連続殺人犯チャン・ギョンチョル(チェ・ミンシク)に
さらに悪魔的に対応する復讐の権化スヒョン(イ・ビョンホン)役を演じ、
残酷な演技を披露した。

この醜悪なスヒョン役は、イメージが大事な韓流スターとしては
決して容易ではない決断だったはずだ。

凶悪犯罪係の刑事チョン・ホジンの台詞のように
“人間ではない獣(チェ・ミンシク)”を相手にするスヒョンは、
文字通り“口を裂く”行為まで赤裸々に見せる。

ストレスを解消するための手段として若い女性をレイプ、
殺人、人肉まで食べる殺人鬼に対して、
犯人以上の残酷な手段で報復するのが映画の中の彼の役柄。

イ・ビョンホンに与えられた台詞は多くなかった。
妊娠した婚約者がチャン・ギョンチョルにメッタ斬りにされ
手足を引き裂かれた前半以降に、彼の悲しみは言葉では表現されない。

眼差しで語り、全身で表現しなければならないスヒョンの内面の世界だけが
「悪魔を見た」では展開される。


韓流スターといわれている俳優の中には、演技が下手な役者も多く、
実力派を別に分類するのが最近の韓国映画界だ。

演技が本業の役者が、演技論争を起こすこと自体、
恥ずかしいことだ。

しかし、優れた容姿やセクシーな魅力で人々から人気を得た
スターがキャスティングを左右する中で、役者の演技力論争が絶えない。

そんな中、イ・ビョンホンは常に迫真の演技を見せてくれる。

イ・ビョンホンは、ロマンスやアクション、コメディなど、
様々なジャンルやキャラクターを幅広く演じこなす俳優あり、
海外で十分に通用する本物の韓流スターだ。


そのイ・ビョンホンが今秋、
初の時代劇で観客たちにまた新しいイ・ビョンホンを披露する。

「光海、王になった男」。

生涯初めての時代劇に出演し、一人二役を演じたこの映画、
暗殺の脅威に震えている朝鮮の王・光海(クァンヘ)、
そして、そんな光海を嘲弄し、笑いの対象にする
賤民(センミン:最下層の階級の身分)ハソン役として。