心に。311
あの日から、
一年。
あれは、本当に起きたことなのだろうかと
東北の人々こそが、強く感じていると思う。
強烈な後悔の念に苛んでいる人々が、
どれほどたくさんいるのだろう。
刻みたくなくても、刻まれてしまった
深い深い傷跡。
人間には、時と共につらい経験が薄らいでいくことは
なんとなく知っているが、
311は、あまりにもその限界を超えているのか。
この期に及んでも、
生きることとは、を自問自答しながら生き続けている人々が多いものか。
一人ではない。
血のつながりを超えて、一人ではない。
そこに希望があることを信じたい。