韓国慶州にある世界遺産、石窟庵(ソックラム)。
ここは、韓国慶州(キョンジュ)にある世界遺産、石窟庵(ソックラム)。
新羅時代(約1300年前)に建てられました。
アジアのみならず、世界中からこの仏像を参拝する観光客が引きもきらせません。
仏国寺のある吐含(トハム)山の中腹にあり、切り出した石をドーム型に組んで作られました。
①吐含(トハム)山の中腹にある本堂。
②参拝をする人々。
③本尊。
第二次世界大戦の影響で、盗掘などによって荒らされた内部の修復作業にコンクリートなどを使用したため湿度調整が悪くなり、現在は人工的に保存するためガラス張りになってます。
新羅時代に作られた通りに復元したくとも設計図などが残っておらず不可能だそう。
かつては、耐久性を高めるため湿気を除去する自浄構造になっていたそうです。
現代の建築技術を超えた新羅の人々の英知を垣間見るようですね。